2017年冬季アニメ 視聴継続作品の感想
1月放送開始アニメの6話までの感想です。今回から、続編作品含めての感想を書いていきます。好み順に並んでいます。
『昭和元禄落語心中』
ストーリーも抜群に面白いし、落語に限らず、文化、とりわけ大衆文化について、時代変化の中でのあり方の講釈も興味深い。
『3月のライオン』
全22話のようですが、二階堂の話で締める感じになるのかな。
『鬼平』
1話、1話よく出来ていて、満足度は高いけど、そろそろ連続した長大なストーリーが欲しいところ。
『チェインクロニクル ~ヘクセイタスの閃~』
勇者としての苦しみを描き、闇に落ちてしまうという展開は面白いけど、しっかり収集できるのか不安な部分も。
『ACCA13区監察課』
ストーリーが大きく動きだしそうで、なかなか動かないという、なんとももどかしい、ゆったりとした展開。終盤にかけてどんどん盛り上がっていけば良いのですが。
『リトルウィッチアカデミア TVアニメシリーズ』
この世界では、魔法が時代遅れで役に立たないものということが語られましたが、それが明らかな描写がないのでストンと落ちない面も。魔法が一般的にどう使われているのかという描写が欲しい。
『亜人ちゃんは語りたい』
雪女のエピソード中心に、他人との向き合い方について語られ、6話ではある種の理想的な家族が描かれ、一通り、基礎的な亜人を巡る話は語られたので、以後の展開はどうなっていくのか。
『ALL OUT!!』
生徒達の話よりも、顧問の先生やコーチのエピソードの方にしんみりしてしまう(笑)
『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』
テーマ性が深まってきて、今後の展開に期待が高まりますが、俺たちの戦いはこれからだ!ENDになりそうな感じも強く、落とし所をどうするかが肝要。
『TRICKSTER』
花崎のキャラ転向はちょっと唐突で、どんどん暗いストーリーになり、承認を巡る話でうだうだしすぎているところは微妙な感じ。小林の過去とか、能力の秘密など曖昧にならなければいいが…
『霊剣山 叡智への資格』
スタッフがほぼ一新され、シリアス感が増したところはありますが、ネタ要素は健在で安心。王陸がどんどん道を踏み外してる感があるけど、どこに着地するのか興味深い展開。
『風夏』
またヒロインらしき人が増えて、ギャルゲー感ましましで、萎える部分が増えてきた。バンド活動が本格的になり、恋愛要素以外のところで盛り上ってくれればいいのですが。
『クズの本懐』
各々、ただ色情に溺れているようにしか見えず、どうでもよい感が強くなって、観るモチベーションが下がり中。麦は基本的に流されるままだし、花火は自らダメな方へと深みにはまっていくし、破滅的な結末になるのだろうか。
『BanG Dream!』
3話が非難轟々という感じでしたが、基本的な流れはある程度決まった上での仕事だと思うので、担当した脚本家が責められるのはちょっと可哀想。「きらきら星」に特別な意味付けがあればよかったのですが、さすがにこれと校歌しか歌えないというのは無理がある。そんな強引な部分はあるものの、4話は良き青春の1ページという感じで、全体としてそこまで悪くなく、様子見。
『南鎌倉高校女子自転車部』
活動が始まったところで、今後どんなドラマが展開するかというところ。
『幼女戦記』
主人公もなんだかんだでヒャッハーしていて楽しんでる感じで、もうこのままでいいんじゃと思う部分も。あと、存在Xを物理的に倒そうとしているところもバカっぽい。
『アイドル事変』
特に化けそうな気配もないので、先行組の感想を読んで、気になっら視聴する感じに切り替え。
『けものフレンズ』 より、おっさんフレンズたちがはしゃぐ『バイプレイヤーズ』の方がたーのしー!件
けものフレンズ』が最近話題になっていますが、私は、1話を10分程観たところで限界が来て、中途離脱してしまい、フレンズになれなかった口です。
子ども向け作品的なものとして捉えるなら、数多ある過去の子ども向け作品より秀でてる面も特に感じず、短編だったら観れていたかもしれませんが、基本的にノリそのものについていけないという所もあり、改めて見始めるかは現段階では未定。フレンズたちにより、深い考察などがなされておりますが、結局、どうなるのかも興味が湧きます。
さて、ここからは、おっさんフレンズこと『バイプレイヤーズ』を紹介します。
概要を紹介すると、中国の動画配信サイトにより、『七人の侍』のリメイクをチャン・イーモウ監督、役所広司メインで製作すると、遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研の6人の名脇役が集められ、絆を深めるためにシェアハウスで3ヶ月間共同生活を送ることに…という導入。この6人は10年前に『バイプレイヤーズ』というオリジナル映画で共演したが、意見のぶつかり合いやトラブルで製作中止になったという過去があり、共同生活の中で、その過去の話を巡る謎を軸にストーリーが展開するといった感じです。
ギスギスした感じで話が進むかと思いきや、衝突はありつつも、和気あいあいとした仲むつまじいおっさんたちの共同生活を眺めるといった楽しみ方をするような、おっさん萌えドラマとなっており、役者個人の魅力が最大限に出ている作品です。
では、ここでおっさんフレンズの生態を一部紹介するね!
プレゼント交換をするおっさんフレンズ
ダンスに興じるおっさんフレンズ
10年前の作品に対する松重の思いを聞いてしんみりするおっさんフレンズ
輪になって肩を揉みあうおっさんフレンズ
あと、引退すると話題になっている清水富美加も4話に出ていて、もしかしたら、これがテレビでは最後の顔出し出演作ということになるかもしれず、ファンは要チェックの作品だよ!
2017年冬季アニメ 視聴継続作品 3話までの感想
1月放送開始アニメ(続編除く)の3話までの感想です。『BanG Dream!』1話の感想も追加。好み順に並んでいます。
『鬼平』
後味の悪い話が続くけど、そこが醍醐味。
『チェインクロニクル ~ヘクセイタスの閃~』
心の弱さと立ち向かうといったことが主題かな。敵から攻撃を受けて、弱さに溺れてしまうと闇落ちして敵化してしまうといった中、主人公にもその兆しがあり、どうなっていくのか。
『ACCA13区監察課』
それぞれの思惑が交差し、これから物語が動き出すといった段階で、しばし静観。
『リトルウィッチアカデミア TVアニメシリーズ』
アニメミライ、劇場版と違う展開を辿っていますが、キャラやノリはそのままなので、やはり初見のように楽しめないところが。アーシュラ先生(シャイニィシャリオ)を巡るエピソードが中盤か終盤メインに展開されると予想でき、そこには期待。
『亜人ちゃんは語りたい』
2話は合理的配慮についての話で、マイノリティの視点をうまく物語に取り入れていて興味深い。男性高校教師がする会話としてはセクハラすれすれな感じもするけど、性に関する話もオープンに語られているのも良くて、あざとく感じないようになっているのは見事。
『風夏』
『セイレン』以上に主人公に都合の良すぎるモテ展開で、美少女ゲームっぽさが強くなってしまっていて、シラケてしまう部分も。
『クズの本懐』
少し自己言及はあったけど、二人が付き合うのは逃げているだけで、あんまり意味がない感じがして、腑に落ちない。あと、クズさやこじらせ方も薄く、恋愛至上主義的なリア充の戯れレベルで物足りないところ。
『セイレン』
ヒロインごとにエピソードがあると最近知ったのですが、そのやり方はちょっと残念で、ある程度芯のある一本のストーリーで頑張って欲しかった。
『BanG Dream!』1話
企画自体は『ラブライブ!』のヒットありきの安易なものという印象が拭えないけど、どう調理して魅力的なストーリーにするのか、スタッフの腕の見せ所。出だしは、ライブの観客が女性だけという違和感がある描写以外は、まずまず。作家の中村航氏がストーリー原案を書いているようですが、個人的に苦手な部類の方なので、どう作用するかちょっと不安。
『南鎌倉高校女子自転車部』
意外としっかりとした青春もので、メンバーが出会い、自転車部始動までのエピソードはなかなか良かった。
『ハンドシェイカー』
今のところ、ありがちなラノベ的バトルファンタジーで、豪勢な作画とちょっと噛み合ってない感じがしてしまう。
『幼女戦記』
存在Xとやらが何がしたいのか、いまいち不明瞭。まあ、気の毒とは思うけど主人公への印象は変わらずで、あとはどう終結させるのかぐらいにしか興味が湧かず。今後、同じように転生させられたキャラも出てくるのかな。
『アイドル事変』
今のところ、全力でネタアニメの道に走っていて、脱力。今後も歌って問題解決というご都合主義が続いたら厳しい。
『エルドライブ』
主人公の落ち込みようがわざとらしい感じがしてしまい鬱陶しいし、作品のノリにあっていない。エヴァのシンジっぽいのは、声にキャラに合わせているのか、キャラに声を合わせているからなのか。
2017年冬アニメ ほぼ全作品1話レビュー
1月放送開始アニメ(続編除く)をレビュー。好み順に並んでいます。未放送の『BanG Dream!』は後で追記予定。
『鬼平』
アニメだからこそできるエグい表現もあり、殺陣も動きを押さえて効果的に格好良く魅せる演出が冴えている。宮繁之監督のこれまでの作品と同様、色彩のこだわりが画面の豪華さをアップしている。
『チェインクロニクル ~ヘクセイタスの閃~』
世界観はありふれているものの、初っ端から主人公がラスボス?にやられて世界が闇に染まるというところから始まり、それなりに意外性はあった。もう一人の主役と思われるキャラによる、チェインの発動と、負けて意気消沈している主人公の闘志が蘇るという展開もなかなか熱くて好み。
『ACCA13区監察課』
同スタッフの前作『ワンパンマン』とは打って変わって、落ち着いた大人の組織ドラマ。陰謀渦めく展開を匂わすなか、どんな世界を見せてくれるのか期待。
『風夏』
いかにも少年漫画的な青春ストーリーで、ヒロインもなかなか魅力的。これからバンド活動に精を出すであろう展開の中、どんなドラマが紡ぎ出されるのか注目したい。
しかし、複雑なキャラデザでもないのに、初回から作画監督が複数おり、ディオメディアの制作体制が不安。
『リトルウィッチアカデミア TVアニメシリーズ』
アニメミライの内容から遡り、入学式からスタート。これから3人が仲を深めていく過程を描くのでしょうが、アニメミライや劇場版を観ている側からすると新鮮味に欠ける。これらとはまた違った道を辿るのかどうか。
『亜人ちゃんは語りたい』
ツッコミどころはあるものの、亜人を通して、マイノリティの立場を描いている感じで、単なる萌えコメディ作品ではないと受け止めましたが、見続けるかどうかは今後の展開次第。
『セイレン』
世界観が繋がっている『アマガミ』は未見でしたが、問題はなく、際立った萌えキャラがいない正統派の美少女ゲーム的作品で、特に抵抗なく観れました。
『クズの本懐』
原作そのままを映像にしている感じはするけど、ゲスくて、生々しい話なのに、作画や演出が、普通の少女漫画アニメという感じで物足りなさがある。ドラマの方は我が地域では観れなので比較できないのが残念。
『アイドル事変』
今のタレント議員が当選しやすい状況を皮肉っている面もあるのかもしれないですが、政策が存在せず、アイドル活動のみですんなり当選というのは、地方議員ならまだしも、国会議員となると、さすがにリアリティ、説得力に欠ける。
シリーズ構成は、『世にも奇妙な物語』の作品をいくつも手がけ、代表作としては『特命係長 只野仁』、『匿名探偵』がある高山直也さんなので、政治を皮肉的に茶化し、ネタにしただけのありがちなアイドルアニメにならないことを期待したいです。
『ハンドシェイカー』
今の段階では、エロ要素は余計で、視聴者を減らす方向に働いてしまっているのではないかという懸念が。
GoHandsの作品は、線の細かいのキャラがよく動いていて目を見張るものがありますが、この作品はちょっと無駄に動かしすぎている感じも。スタッフの負担になっておらず、働きに見合う報酬を貰っているなら何の問題はないのですが。
『幼女戦記』
肝となる設定を考えると、イキって戦争を楽しんでいる感じがただ薄気味悪いだけなのだけど、これから描かれる過去を観れば、ある程度共感出来るようになるのか…
『小林さんちのメイドラゴン』
主役がサバサバしたちょっと中性的な女性というだけで、内実はよくある押しかけ女房的なファンタジー萌えギャグアニメといった感じ。
『南鎌倉高校女子自転車部』
数話しか観ていませんが『ろんぐらいだぁす!』と、やはり多くの要素が被っている印象。背景美術に関しては、こちらの方が素晴らしく、こだわっている感じがします。
『エルドライブ』
少年向けといった様相が強く、深夜作品としては弱い。主人公の性格がちょっと極端で、ウザく感じるところも。
『スクールガールストライカーズ Animation Channel』
ゲームは未プレイ。よくある戦闘美少女学園ものという感じで、面白みに欠ける。
『AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-』
主題歌、ストーリー、作画など全ての要素が、感覚的にはゼロ年代前半ぐらいの感じで、その当時だったら普通に楽しく観ていたかもしれないけど、ちょっと今の自分には厳しい。1話切り。
名作になり損ねた『フリップフラッパーズ』
一応、最後は綺麗にまとまったけど、大元となっているピュアイリュージョンを研究していた組織はそもそも何が目的なのかあやふやで、観念的な設定が都合良くあって、そこはすっきりしないままでした。
全体的に百合要素や、アニメ的パロディを基本としたバラエティ感があり、激しいバトルも緊迫感を伴わず、ココナは現実逃避的にパピカとの冒険を享受しているだけで、遊んでいる感が強くなってしまい、後半のココナが単に自分本位で嫌な人物に映り、展開のさせ方が、基本的にはココナが一方的にパピカに対して愛想をつかして、パピカやヤヤカが頑張ることによって、なんやかんやで仲直りという構造の繰り返しで、最終回も基本それは変わらず、ピュアイリュージョンの世界での最後の行動が成長の証として描かれたものの、後日談はなく、パピカとの仲良しモードで終わり、閉じた世界で幕が引いてしまい、前に進んだ感が薄い印象がありました。
あとは、やっぱりニュニュが、何のために出したのかよくわからないキャラとなってしまっていて、もったいない。
シリーズ構成ではなく、ストーリーコンセプトとして綾奈ゆにこ氏の名前が出ていて脚本を担当していたのに、6話以降はハヤシナオキさんという方が担当しており、なにか複雑な事情が絡んでいると察しがつきますが、押山清高監督が出演したイベントのレポによると、最初にEDの映像がパイロット的な形で出来ていて、あの世界観の感じでやりたかったけど、上からの要望で今の形になったという経緯があるようです。
元々監督がやりたい方向性でやっていたら、もっと広く評価される名作になっていたかもしれませんが、視聴者としては出来上がったものを評価するしかないので、素材は良いけど調理法を間違えたというのが個人的な感想です。まだ、これが初監督なので、次の作品を期待したいと思います。
このドラマがすごい! 2016
2016年放送のドラマ(SP込み、WOWOW作品除く)の個人的トップ10を紹介。今年は豊作で、来年も期待したいと思います。
1位『逃げる女』
水野美紀演じる西脇を巡る状況と、ぶっ飛んだキャラクターの仲里依紗演じる美緒の境遇などを通じ、時代のざらつきを、うまく切り取って描いていた作品であると思います。二人の逃避行と奇妙な友情が美しくも儚い。
2位『奇跡の人』
いわゆる感動系で、一択のような無鉄砲な熱いキャラは、あまり好きではないんですが、これは福祉くん(あだ名)の存在も含め、客観性を保ちつつ、子育ての尊さや偉大さを実感させるパワーのある作品でした。
3位『ディアスポリス-異邦警察-』
難民問題をうまく台湾ノワール風のエンターテインメントに昇華しており、楽しみながら考えさせられる一品。
4位『トットてれび』
黒柳徹子という人間を通じて、テレビ文化の興隆を華々しく描き、単なるノスタルジーにはなっていない力のある作品。
5位『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』
あざとい展開が目立ち結末も予定調和な感じがしたけど、物語の嘘を月9の特性を生かして、偶然性や必然性に左右され、刹那的に今を生きる若者を描いており、興味深かった。
6位『火の粉』
原作をうまくアレンジし、犯人をセンセーショナルなだけではない、原作以上に深みのあるキャラに仕立てており、演出もキレがあり楽しませる仕掛けが施されて飽きない作り。
7位『スニッファー 嗅覚捜査官』
役者の力もあり、キャラがとてもたっていて、会話劇が楽しく、基本はコミカルながらもストーリーは物悲しい話も多く、ミステリーとしても上質。
8位『海底の君へ』
いじめが残す爪痕をこれまでもかと描いた、意義ある内容でしたが、いくらテレビでこういったメッセージを発しようとも、悲しいいじめ自殺などはなくならず、虚しさが残る。
9位『徳山大五郎を誰が殺したか?』
ミステリーとしてはなんちゃって感はありますが、思春期女子特有の感情や関係性を鮮やかに表現しており、青春ドラマとして優れている。
10位『わたしを離さないで』
ちょっと大人編の展開がメロドラマに偏った感じで物足りなさがありましたが、難しい題材に挑戦した気概を評価。
あと、『獄門島』、『僕のヤバい妻』、『ママゴト』、『スクラップ・アンド、ビルド』、『悪党たちは千里を走る』も非常に良質なドラマで、見て損はないと思います。話題となった、『重版出来』、『逃げ恥』も良かったんですが、自分がドラマに求める面白さと離れたタイプの作品なのでランク外。
役者に関しては、高橋一生さんの活躍が目立ち、総合的に今年のドラマの顔と言ってもいいと思います。
2017年1月放送開始ドラマ 期待度ランキング
期待度の高い順に作品を紹介します。
1. バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
http://www.tv-tokyo.co.jp/byplayers/
脚本:松居大悟、ふじきみつ彦、宮本武史 監督:松居大悟、横浜聡子、竹村謙太郎、守下敏行
出演:遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研
6人の俳優が本人役で出演。ドラマの監督の指示でシェアハウスに暮らすことになり…といったシュチュエーションドラマ。俳優陣はもちろん、監督に新鋭の映画監督である松居大悟、横浜聡子と期待大。
2. カルテット
http://www.tbs.co.jp/quartet2017/
『重版出来』、『逃げ恥』と今年の話題作に参加し、東京ドラマアウォード 2016 ・演出賞を受賞した演出の土井さんと、坂元裕二さんのタッグで期待が高まる。
3.山田孝之のカンヌ映画祭
http://www.tv-tokyo.co.jp/yamada_cannes/
『 山田孝之の東京都北区赤羽 』と同スタッフのドキュメンタリー?ドラマ。山田孝之が映画祭で賞を取りたいと山下監督に持ちかけ、その映画制作を追うというぶっ飛んだ内容。
4.スーパーサラリーマン左江内氏
脚本・演出:福田雄一
藤子・F・不二雄『中年スーパーマン左江内氏』のドラマ化。福田監督は、なにげにゴールデンタイムのドラマは初めてですね。
5.視覚探偵 日暮旅人
脚本:福原充則 演出:堤幸彦
2015年11月20日に金曜ロードショー枠で放送されたSPドラマの連ドラ化。堤監督の作品は、最近がっかりさせられるのばかりな感じですが、これはSPドラマが割と面白かったので、ちょっと期待。
6.お母さん、娘をやめていいですか?
http://www.nhk.or.jp/nagoya/okamusu/
井上由美子さんの脚本作は『昼顔』以来、個人的にいまいちな作品が続いていますが、題材的には面白そう。
7.女の中にいる他人
http://www.nhk.or.jp/pd/onnanonaka/
1966年に公開された映画のリメイク。スタッフは過去に仕事歴はあるもののNHKらしくない布陣。
8.増山超能力師事務所
http://www.ytv.co.jp/masuyama/
誉田哲也原作。演出陣が、最近では『火花』の演出を務めた久万さん、押井守監督の実写映画の多くの撮影監督や、乃木坂46のMVなど幅広い活躍をしている湯浅さんと、興味深い布陣
9.東京タラレバ娘
http://www.ntv.co.jp/tarareba/
脚本:松田裕子 演出:南雲聖一、鈴木勇馬、小室直子
出演:吉高由里子、榮倉奈々、大島優子、坂口健太郎、鈴木亮平 ほか