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さぶかるもん

アニメ歴約20年、ドラマ歴約5年の硬派オタクによる備忘録

2016年春ドラマ 総括

ドラマ

観れた作品の中で、面白かった順に並べると、『奇跡の人』、『火の粉』、『僕のヤバい妻』、『トットてれび』、『99.9―刑事専門弁護士―』、『コントレール ~罪と恋~ 』といった感じになります。

 
『奇跡の人』の感想はこちらに書いたので、それ以外の作品の感想を簡単に。
 
 

『火の粉』

原作は既読。原作とは展開や結末が違うのですが、それが見事に成功していて、個人的には原作よりドラマの方が好みです。
 
演出もバームクーヘンやマッサージチェアなどの小道具や、効果音の使い方が巧く、印象に残させる工夫が随所にあります。
 

 

火の粉 DVD-BOX

 

 
 

『僕のヤバい妻』

放送前から内容が似ていると言われていたゴーンガールが元ネタとなっているのは間違いないでしょうが、ゲスな登場人物達によるゲスな争いをツッコミながら眺め楽しめれる、良質な日本的エンタメ愛憎劇にアレンジされており、ゴーンガールを観た人でも楽しめるものになっていると思います。
 
登場人物の中で特筆すべきは、キムラ緑子高橋一生の年の差夫婦で、最初は単なるネタ要因かと思ったのですが、ある秘密を抱えており、終盤にかけて重要なキーパーソンとなります。
 

 

僕のヤバイ妻 DVD-BOX

 

トットてれび

世代ではありませんが、追体験する感じで楽しめました。
 
テレビが衰退し、趣味が細分化され、観なくなった若い人が増えたとはいえ、何らかのコンテンツをそれぞれ享受し、実況などで共有したりする文化は今もあるわけで、このドラマ制作者たちによる、その礎を築いた人々に対する讃歌と、まだこれからだ!というような力強い宣言を感じました。
 
 

『99.9―刑事専門弁護士―』

演出の木村ひさしさんのこれまでの作品と同様、小ネタ満載で、それを探すという楽しみ方が出来、話の方は多少凡庸で物足りないところはありますが、社会派な面もあり、冤罪を生み出すような検察の体質を批判する内容になっています。
 
ゲストもバラエティに富んでおり、ヒロインがプロレス好きということでプロレスラーが多数登場したり、『重版出来』との勝手なコラボとして漫画家の桂正和さんも出演。
 
 

『コントレール ~罪と恋~ 』

結末はビターで割と好みな落としどころだったのですが、桜庭ななみの行動があまり理解できず、やや話運びに強引なところもあり、展開の面白みに欠けました。
 
 
 
在住地域で放送されていなかった、『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』は、6月末に放送されるようなので楽しみにしています。