さぶかるもん

アニメ歴約20年、ドラマ歴約5年の硬派オタクによる備忘録

2017年冬季アニメ ランキング

1月放送開始アニメ、前期からの継続作品のうち、最後まで観た作品のランキング。『3月のライオン』は続編決定したので後回しに。

 

1位『昭和元禄落語心中

別途、詳細な感想を書く予定ですが、最終回を受けての簡単な感想を。

小夏に両親の死の真相を話さなかったり、信乃助の父親が誰かというのを曖昧にしたまま終わったり、人を見つめる視座は、最近ではドラマ『カルテット』に通じるところもあり、白黒つけずにグレーのまま通したのは素晴らしかった。


2位鬼平

様々な人間の業を浮き彫りにしたエピソードばかりで、スッキリするオチがほぼ無いというのが実に良かった。

話が繋がっているエピソードもあるが、1話完結もので、あまりじっくり描写して、


3位『亜人ちゃんは語りたい

詳細な感想はこちらを参照。

 

4位『ACCA13区監察課

これまでの夏目真悟監督の作品からすると、あまり相性が合ってない感じで、どういった経緯で監督になったか不思議に思う部分もあり、そつない優等生的な作りで物足りなさがある。

ドラマの部分は、隠れていた真実が明らかになった後は良かったけど、それまでが少し退屈であった。何より、パンが食べたくなる作品で、出てくるものが全ておいしそうなのは魅力の一つ。


5位『ALL OUT!!

「ここでは誰だって主役になれる」というキャッチフレーズが示す通り、作品内でも、主役である祇園の活躍だけ目立つのではなく、各キャラクターが大事にされていて、それぞれの個性が光っている。

トーリー的には練習試合の段階で終わり、大きな盛り上がりには欠けるものの、成長物語としての区切りはしっかりついていて、中途半端さはなく、良かった。

 

6位『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス 

最終回は今月末以降のようなので、後日感想を書きます。


7位『チェインクロニクル ~ヘクセイタスの閃~』

出だしは変化球だったけど、終わり方は王道。熱い展開ではあるが、予想通りのありきたりさはあり、ユーリが都合の良い存在すぎる点も。

 

8位『霊剣山 叡智への資格

終始、王陸が痛い目をみながら、俺様理論で突っ走っていて、己の信念の貫き方は立派に思ったが、信徒のことをこき使っている面もあり、全ての行いを手放しで賞賛できないが、判断に迷う価値観も含め、新鮮さがあって楽しめた。

 

ランク外『幼女戦記

出だしの設定が殆ど活かされることがないまま終了し、肩すかし。
おっさん時代のエピソードを絡めると思ったら、全くないし、別の転生者も出てこない。

原作はどうなっているか知りませんが、これだったら転生という要素がいらず、最初から幼女(幼女である必然性もあまりないが)が主人公の架空戦記ものでいい。