2019年冬アニメ 視聴継続作現時点でのランキング
2019年1月放送開始TVアニメ視聴継続作品の現時点でのランキング。
1位『どろろ』
原作や1969年のアニメと違い、百鬼丸が身体だけではなく、目、耳、口も使えない設定になっており、その中でのどろろとのコミュニケーション描写が面白く、障害のある人の世界観がうまく表現されている。今後、機能を取り戻していくことで百鬼丸にどういう変化をもたらすのかがポイントで今後の展開に期待。
2位『モブサイコ100 II』
ホラーの本質に迫る展開が続き、前期のアクション満載で魅せるところから一段進化して演出でも魅了される贅沢さ。
3位『ブギーポップは笑わない』
原作未読。2000年のオリジナルストーリーで作られたアニメ『ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom』は視聴済みで、現時点では前作の方が好み。
共感できるようなキャラやストーリーに乏しく、散漫な感じで、演出も淡泊であまり特色がなく、なんとかアクションで見せ場を作っているといったところ。段々面白くはなってきているので、今後に期待。
4位『約束のネバーランド』
原作未読。1話を見て、ドラマ化もされたカズオイシグロさんの『わたしを離さないで』に似ているなと思った。まずは脱出劇が見所で概ね面白いものの、演出的不自然さが気になるところがちらほらあり、目立つのとしてはコニーが別れのあいさつをした時にはぬいぐるみをちゃんと抱えていたのに(無料試し読みを確認したら原作は挨拶で帽子持ってた)、直後の先生と歩いているカットでは無くなっているといったところ。あと、なんで外の世界を知らない主人公達が発信器やら監視カメラの存在を知っているのかなとかも気になったけど、まあここを突くのは野暮かな。
5位『ケムリクサ』
元は2012年に公開された自主制作アニメ。『けものフレンズ』はディストピア的な部分がちらほらする感じでしたが、この作品は初めからディストピア全開でややハード。旅をするところから『少女終末旅行』に似ている感じがします。
6位『revisions リヴィジョンズ』
主役である大介の痛さが目立ち、なかなか頭が痛くなる設定ですが、そこは全体を見て判断したいところ。ただ、3話での分かりやすい単純なリベラル腐しを見て、こりゃ期待できんなとも。