さぶかるもん

アニメ歴約20年、ドラマ歴約5年の硬派オタクによる備忘録

2019年夏アニメ 視聴継続作現時点での感想

2019年7月放送開始TVアニメ視聴継続作品の現時点での感想。

 

ヴィンランド・サガ

原作に忠実で、クオリティも文句なしの出来。ただ、原作と全く同じだと、時間が惜しいので、アクションシーンだけ見ればいいかなと思ってしまう性分。

『彼方のアストラ』

細かいところを原作と変えていて、それが良い方向に働いている。

大きく変わったのは、宇宙空間に放り出され孤立したアリエスをカナタが助けて宇宙船に引き返すシーンで、原作では普通にワイヤーで宇宙船に帰るところを、ワイヤーが離れて使えないとしてドラマを生んでいる。まあ、宇宙空間でワイヤーがそんなに急に遠くに離れることはないと思うので原作の方が自然だけど展開としては良い。あとはザックがいきなり可食判定機を作るというご都合主義的なところを変えている。

『グランベルム』

途中で切る可能性あり。

メカデザインが魔神英雄伝ワタルを思わせる二頭身メカで、月とか魔法陣から出てくるというギミックはグランゾートを意識している感じがあり、そういうところは好きだけど、それ以外の部分は今のところうーんという感じ。

1クール作品だから仕方ないかもしれないけど、いきなり派手な戦闘や、キャラが複数出てきたりと盛り過ぎ、話を詰めすぎていて1話の時点でお腹一杯になってしまう。

シリーズ構成は、オリジナル作品が立て続けにヒットしている花田十輝さんだけど、これはジャンルがあっていないのか、プロデューサー・監督に問題があるのか、残念な部分が目立つ。

Dr.STONE

原作未読。科学で文明を再生させるサバイバルものとして面白い。いきなり霊長類最強の高校生が出てくるのはリアリティバランスが崩れる感じでどうかなと思ったが、思想的な対立点を作り力vs科学技術という少年漫画的展開としては正解。

コップクラフト

細かい設定は抜きにして、おっさんとロリっ娘コンビのバディ刑事物として楽しめればよしという感じで、今のところは楽しめている。

『BEM』

過去作とは違い、端から街に溶け込んでいたり、ベロは「人間なんて…」という冷めた態度で、人間になりたいという切実さがあまりない。テーマに関わってくるかもしれないが、コミカルな改造人間がいきなり出てくるのも微妙で、しっかりリメイクした意味がある内容になるかどうかが今後のポイント。

『Re:ステージ!ドリームデイズ♪』

普段はこういう系はスルーするけど、ダークホース的存在になるかもしれないという要素を感じたので視聴継続。

アイドル適正判断スカウターなど未来的ガジェットを使うキャラが出てきたり、アイドルになってもらうためサバゲーで対決したりとぶっ飛んだ要素があり、キャラの見せ方もうまい。

『荒ぶる季節の乙女どもよ。』

原作媒体が青少年男子向けで、それを意識したようなあざとさのある描写など、色々引っかかるところはあるけど、日本のアニメではほとんど踏み込んでいない、女子高生の性をテーマにした青春ものということで、注目したい。しかし、今時2ショットチャットなんて使う女子高生なんているのだろうか😅

炎炎ノ消防隊

炎エフェクトすんばらしい。