さぶかるもん

アニメ歴約20年、ドラマ歴約5年の硬派オタクによる備忘録

倉本聰版『この世界の片隅に』をやってる『やすらぎの刻〜道』 中途感想

すでに同じようなことを言っている方がいるとは思いますが、倉本聰さんがやすらぎの郷を使って、倉本版『この世界の片隅に』をやっているという変なドラマですw

なんかWikipediaのあらすじ説明が少し間違ってるので、簡単にあらすじを書くと、過去に菊村が書いた、お嬢とマヤが主役にしたドラマの脚本が突然没になったという話を回顧するエピソードがあって、その後、菊村が新しいやすらぎの郷の入居者の水沼六郎(ロクさん)と出会い、その人となりと昔話に感化され、没になった脚本をベースに、ロクさんをモデルにしたキャラを主役にした話を自分のために書き始め、その菊村脚本のドラマ『道』が『やすらぎの郷』の面々のエピソードを挟みつつ、劇中劇で描かれるといった話になっています。

『道』は、時代が昭和11年、山梨のとある山間の村の養蚕農家、根来家についての物語で、根来家の日常が戦争が始まることにより少しずつ変化していく…といった内容で、日常描写を丁寧にしていて、笑える部分も多かったり、三男が絵を書くのが好きだったりと、絶対に『この世界の片隅に』を意識してるだろ!という要素が多々。

更にこれからどう戦争を描くのか、現代編で何が描かれるのか楽しみです。

 

やすらぎの刻 ~道 ~ 第1巻

やすらぎの刻 ~道 ~ 第1巻