さぶかるもん

アニメ歴約20年、ドラマ歴約5年の硬派オタクによる備忘録

2018年春アニメ視聴継続作ランキング

 2018年4月放送開始のアニメの中で1~2話段階で視聴継続予定の作品を好み順にランキング。

 

1位『メガロボクス

「明日のジョー」連載開始50周年記念作品。

設定やセリフに明日のジョーの要素をうまく生かしており、意欲を感じる出だし。ただ、今のところ試合についてはボクシングと同様という感じで、体につけているギアを生かした闘いを観たいです。

作画面の解説として氷川竜介さんのコラムは必読。今回が初監督となる森山洋さんのインタビューも読むべし。

 

 

 

2位『ゴールデンカムイ

「ゴールデンカムイ」特集 野田サトル×町山智浩対談 (1/3) - コミックナタリー 特集・インタビュー 

グロ描写が抑えられていたり、少し作画の迫力が足りない部分を感じるけど、概ね満足。

3位『シュタインズ・ゲート ゼロ

再放送の改変最終回を見ていなかったのですが、少し予習した程度で問題なく楽しめました。監督が前作に参加していない川村賢一さんに変わりましたが、そこも問題なしの出来。

4位『ヒナまつり

くすりと笑える程度だけど、個人的には久々にアニメのギャグ作品で普通に楽しめた。割ときちんとしたドラマのなかでの小ネタはさみで面白く見せようという点では実写作品に近い作りなのがいいのかな。

5位『ひそねとまそたん

小林寛監督と岡田麿里脚本の「キズナイーバー」は全然ダメだったので、そこに樋口真嗣さんが加わったからといってどうなんだろうと大して期待していなかったんですが、1話の段階では好感触。

何より、青木俊直さん原案のキャラデザが秀逸。キャラデザに合わせて作風もゆるさがあり、そのおかげもあり岡田脚本おなじみのキャラのきつさや、アラが気にならない構成になっており受け入れやすい。

ひそねが何故航空自衛隊を目指したのか、その裏にあるこの世界の情勢がどんなものなのか、その先における展開が肝になるけど、あまり変にシリアス方向にはいって欲しくない感じです。

6位『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』

旧作と大きく構成が変わっておらず、TVでは12話までということで、旧作ファンは改めて見る必要性はあまりないかもしれませんが、今の時代に放送される意義はあると思うので、一応。

7位『Caligula ‐カリギュラ‐』

ペルソナ1、2のシナリオを書いた里見直さんシナリオの2016年発売ゲームのアニメ化。

主人公の高校生が心理学を独学で学んでいて、その知識を会話でまじめにひけらかすなどクセが強いキャラクターや、展開も興味深く、今季のダークホースとなるか期待。

 8位『ルパン三世 PART5』

今のところ、少しよくできたTVスペシャルレベルの面白さ。単発エピソードで大河内さん以外の脚本家のそれぞれの好きなルパンを元にした話が入ったりするようなので、それは楽しみにしています。

9位『実験品家族 -クリーチャーズ・ファミリー・デイズ-』

香港の漫画家の作品で、中国の大火鸟动画(大火鳥アニメーション)制作。

末っ子のタニス以外、マッドサイエンティストの両親に改造されて半クリーチャー化した兄一人と姉たち三人の社会生活を描く日常もの。クオリティが高く、美術や料理作画も気合いが入っており、目を見張る出来。展開によっては名作になる可能性も。

10位『LOST SONG

歌に特別な力を持つ二人のヒロインが政治的な陰謀に巻き込まれるファンタジー。なかなか残酷な展開が待っていそうな感じがしますが、まあ王道的なストーリーでやや古臭い。

11位『Cutie Honey Universe

そこそこ楽しめるものの、想定の範囲内の感じで、今さらリメイクする必要性も感じず。

作品とは関係ありませんが、横山彰利監督がtwitterでDAPPI、有本香、石平太郎をフォローしており、自身が好きなウルトラマンから何を学んだらこうなるのかと不信感しかありません。