プレミアムよるドラマ『ママゴト』 1話感想
【演出】中田秀夫
【出演】安藤サクラ、小山春朋(子役)、臼田あさ美、古舘寛治、根岸季衣、杉本哲太 ほか
NHKBSプレミアム放送のドラマ。演出はホラー映画でおなじみの中田秀夫さんですが、漫画原作の人情子育てもので、主人公のスナックのママ「映子」が、昔、風俗店で働いていた頃の友達が急に現れて「子どもを預かって欲しい」と頼まれ、断るが、子どもを置いてどこかにいってしまって、不本意ながら預かるという形になるという話。
概要だけでは、重たい話のように思うかもしれませんが、映子はサバサバとしてガサツな性格、子どもは小生意気で底抜けに前向きな性格で、2人のやりとりなどが笑えるものになっており、割とコメディ要素が強く、それでいて1話で語られる映子の悲しい過去を絡めたほろりとする展開が巧く、万人に勧められる内容です。
2016年7月放送開始アニメ 視聴継続作品 簡易感想(2話時点)
2話の時点で視聴継続予定の作品の簡易感想を面白かった順に書いていきます。
『モブサイコ100』
とりあえず、キャラが生き生きと動いているのが愉しい。ストーリーは、ギャグ要素が強いけど、青春ものとしてどう転がるかが今後のポイント。
『91Days』
ストーリーは一番面白いのですが、アニメならではの要素が薄いので、2番目。復讐劇がどんな結末を迎えるのか。
『Rewrite』
キャラ自体はテンプレな感じですが、ノリは良く、続きが気になる構成。
『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』
相変わらず自分がufotableに求めている方向性のものとは違い、手堅い企画ですが、テイルズ作品だけあって壮大で魅力的な世界観。
『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』
今のところ、精霊の存在があまり活きていないけど、名将の采配的な楽しみ方をしています。
『美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!』
前期もなにげに最後まで見ていて、気楽に楽しめる娯楽作。
『レガリア The Three Sacred Stars』
山下将仁さんが、原画、メカ作監で参加しており、メカ作画に気合いが入りまくってるのは素晴らしいですが、ストーリーはいまいち。
『タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~』
教材的な伝記SFで、いい子ども向けアニメだと思います。
『チア男子!!』
このままのペースだと、メンバー集めだけで終わってしまうんじゃないかと心配ですが、キャラもよく、ストレートな青春もので、それなりに楽しめます。
『スカーレッドライダーゼクス』
原作は乙女ゲーのようですけど、ノリは完全に戦隊シリーズ風で、男性でも楽しめると思います。
『orange』
手紙の初めの方に重要なことをなぜ書かなかったのか疑問があったりするけど、浜崎博嗣監督による丁寧な日常描写など見応えがある。ただ、あんまり主人公たちに好感を持てない(笑)
『パズドラクロス』
方向性がまだよく判らないので様子見。今のところバトルがあまり面白くないのが不安。
『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』総評 内向きで響くものがあまりなかった
「正義」とはトラウマのようなものだ
もはや正義に単純な希望を託すことはできない。それはもはや、ノスタルジーの身ぶりとしてしかありえず、その意味で希望は過去にしかない、のかもしれない。
しかし「9.11」以後の世界において、「正義」をこのように相対化し、懐疑してみる姿勢はもはや避けることはできない。それはいささか寂しいことかもし れないが、認識としては前進なのだから。そこから先に何が見えるかはまだわからない。
話がまともに作れないならポエムを書けばいいと思うよ 『キズナイーバー』&『迷家』の難点 ②
前回の記事はこちら
『迷家-マヨイガ-』
まとめ
話がまともに作れないならポエムを書けばいいと思うよ 『キズナイーバー』&『迷家』の難点 ①
『キズナイーバー』
「誰かの痛みを自分の痛みのように感じる。それは私たちがキズナシステムで目指していたもの。ありがとう、キズナシステムがなくてもそれが可能だと教えてくれて」
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2016年春ドラマ 総括
観れた作品の中で、面白かった順に並べると、『奇跡の人』、『火の粉』、『僕のヤバい妻』、『トットてれび』、『99.9―刑事専門弁護士―』、『コントレール ~罪と恋~ 』といった感じになります。